2020年08月08日
『3年目のデビュー』
つーことでこのコロナ禍の中、珍しく初日に
行ってきました日向坂46のドキュメンタリー
映画『3年目のデビュー』。
結論から言いますと、おひさま(日向坂ファン)
的には合格点。いや泣きますってこんなん。
いびつな形で集められた、期待もされない、
大人たちのビジョンもない、はみ出し者の
少女たち。
ただその少女たちは皆、奇跡みたいに心優しく、
まっすぐな心でどんなことにも一生懸命。
それでいてバカでおちゃめで笑うことが大好き。
誰からも歓迎されない逆風の船出の中、彼女
たちが身を寄せ合って絆を固めていき、ついには
東京ドームへと向かう成長の過程が、当時の
(といってもこの3年間ですが)リアルタイムの
映像で綴られていきます。
よくもまあ、今どきこれだけ気持ちの澄んだ、
それでいて個性の強い子ばかりオーディションで
選びだしたなと思います(この映画以前からですが)。
もちろんね、ドキュメンタリーとして不満も
ありますよ。
たとえばひらがな時代最大の事件である2期生
オーディション発表からの1期生立てこもり事件。
おそらくリアルタイムの映像がなかったんでしょう
けれど(それほどガチな事件でした)、セルフ
ドキュメンタリーのインタビュー映像を使うなり
なんなり、本人たちに振り返ってもらうことは
できたはず。
このしこりを乗り越えて、1期生と2期生が
融和していく過程こそ、ひらがなけやき中期の
大ヤマであるはずなのに、そこ、完全スルー。
ぬるっと入ってくる2期生。
それを言うと、たったひとりの3期生上村ひなの
加入もとりたてて描かれず。
レッスンについていくのに精いっぱいで、
泣きながら苦闘する場面はありましたし、まあ
こっちも泣きましたけど、そのへん、日向坂を
知らない層への布教映像としても考えた
(竹中監督談)というならば、もう少し丁寧に
過程を追ってもよかった気がします。
事前の情報番組に出演した竹中監督は、
全員に見せ場があるように何度も編集し直した
と力説してましたが、おいその割にみーぱんの
見せ場がぜんぜんないやないか!
ひらがなけやきのアルバムセンターやぞ!
途中休業した濱岸ひよりを家族のように
思いやり、プライベートの時間を使って福岡まで
会いに行ったりしていた献身的なエピソードを
ひよたんのコメントだけで流さんでくれよ。
はっ、つい言葉が荒くなってしまいました。
見たいシーンがなかった、という意味ではですよ。
今年2月のDASADAライブ、映画撮影のため
欠席した小坂菜緒に代わり鬼気迫る迫力で
センターを務めた金村美玖を見せてくれたのは
もう平身低頭なんですが、ドキュメンタリーなら
本題はこの直後の楽屋でしょう。
極度の緊張から開放され、「菜緒に会いたい、
菜緒に会いたい」と泣きじゃくる金村の
姿を見せてこそのドキュメンタリーでしょうよ。
てかお寿司のその可愛い姿が見たいの!
映像は誰かの携帯に残ってるハズなんですから。
個人的に興味深いのは、この映画が果たして
布教映像たり得ているのか、という点。
一映画ファンとしては、「村映画だな」という
印象が否めませんでした。日向坂に興味のない
人が見たら、ずーっと女の子たちが泣いてる
映画だなーくらいの印象しかないのでは、と
思いました。
初日大入り御礼でいきなり8館拡大が決定と
出足は好調、すくなくともこの連休は
おひさまだけで各地の映画館は全回満席は
間違いないでしょうけれど、それが一周した
あと、ご新規さんの増加はあるんでしょうか。
注視したいと思います。
行ってきました日向坂46のドキュメンタリー
映画『3年目のデビュー』。
結論から言いますと、おひさま(日向坂ファン)
的には合格点。いや泣きますってこんなん。
いびつな形で集められた、期待もされない、
大人たちのビジョンもない、はみ出し者の
少女たち。
ただその少女たちは皆、奇跡みたいに心優しく、
まっすぐな心でどんなことにも一生懸命。
それでいてバカでおちゃめで笑うことが大好き。
誰からも歓迎されない逆風の船出の中、彼女
たちが身を寄せ合って絆を固めていき、ついには
東京ドームへと向かう成長の過程が、当時の
(といってもこの3年間ですが)リアルタイムの
映像で綴られていきます。
よくもまあ、今どきこれだけ気持ちの澄んだ、
それでいて個性の強い子ばかりオーディションで
選びだしたなと思います(この映画以前からですが)。
もちろんね、ドキュメンタリーとして不満も
ありますよ。
たとえばひらがな時代最大の事件である2期生
オーディション発表からの1期生立てこもり事件。
おそらくリアルタイムの映像がなかったんでしょう
けれど(それほどガチな事件でした)、セルフ
ドキュメンタリーのインタビュー映像を使うなり
なんなり、本人たちに振り返ってもらうことは
できたはず。
このしこりを乗り越えて、1期生と2期生が
融和していく過程こそ、ひらがなけやき中期の
大ヤマであるはずなのに、そこ、完全スルー。
ぬるっと入ってくる2期生。
それを言うと、たったひとりの3期生上村ひなの
加入もとりたてて描かれず。
レッスンについていくのに精いっぱいで、
泣きながら苦闘する場面はありましたし、まあ
こっちも泣きましたけど、そのへん、日向坂を
知らない層への布教映像としても考えた
(竹中監督談)というならば、もう少し丁寧に
過程を追ってもよかった気がします。
事前の情報番組に出演した竹中監督は、
全員に見せ場があるように何度も編集し直した
と力説してましたが、おいその割にみーぱんの
見せ場がぜんぜんないやないか!
ひらがなけやきのアルバムセンターやぞ!
途中休業した濱岸ひよりを家族のように
思いやり、プライベートの時間を使って福岡まで
会いに行ったりしていた献身的なエピソードを
ひよたんのコメントだけで流さんでくれよ。
はっ、つい言葉が荒くなってしまいました。
見たいシーンがなかった、という意味ではですよ。
今年2月のDASADAライブ、映画撮影のため
欠席した小坂菜緒に代わり鬼気迫る迫力で
センターを務めた金村美玖を見せてくれたのは
もう平身低頭なんですが、ドキュメンタリーなら
本題はこの直後の楽屋でしょう。
極度の緊張から開放され、「菜緒に会いたい、
菜緒に会いたい」と泣きじゃくる金村の
姿を見せてこそのドキュメンタリーでしょうよ。
てかお寿司のその可愛い姿が見たいの!
映像は誰かの携帯に残ってるハズなんですから。
個人的に興味深いのは、この映画が果たして
布教映像たり得ているのか、という点。
一映画ファンとしては、「村映画だな」という
印象が否めませんでした。日向坂に興味のない
人が見たら、ずーっと女の子たちが泣いてる
映画だなーくらいの印象しかないのでは、と
思いました。
初日大入り御礼でいきなり8館拡大が決定と
出足は好調、すくなくともこの連休は
おひさまだけで各地の映画館は全回満席は
間違いないでしょうけれど、それが一周した
あと、ご新規さんの増加はあるんでしょうか。
注視したいと思います。