2013年06月17日
日本の妖怪FILE
コンビニ本です。
いや、学研のこの手のヴィジュアル系コンビニ本ってですね、
安価な資料本としてとてもよくまとまってるものが多いんですよ。
特にオカルト系は『ムー』があるお陰で図版だけは豊富でね。
これはいわゆる「妖怪図鑑」で、類書はこの十年ほどでイヤって
ほど出てますけど、絵入りは非常に高価なものが多いでしょ。
カラーとなるとさらに高価。
こちら、全ページ博物館所蔵の原画を撮影した鮮明なカラー図版
(墨絵も紙の変色やシミがちゃんとカラーで見られますw)収録で
たったの571円(税別)です。全258ページ。解説テキストは総じて
ざっくりしたもので、民俗学的に深く論考したものはありません。
巻末には現代イラストレーターが手がけた妖怪絵(挿絵調あり
ヘタウマありポップアート調あり萌え風あり)も収録されてて、
ヴィジュアル図鑑としてなかなかです。