2010年10月31日
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
ずっと見忘れてた!てことでスターチャンネルプラスで( ̄▽ ̄)
しょーじき、「どれも悪くないけどイマイチ」だった『X-MEN』
トリロジーですが、スピンオフのこれ、アクションの迫力だけなら
ピカイチですな。ひじょーにスケールがデカい。このギャヴィン・
フッド監督が全部撮ったらよかったのに。
特にオプティック・ブラストの描写がイイ!
旧トリロジーでもアニメ版でも、サイクのブラストはなぜか物理的
「圧力」として描かれることが多く、標的をぼいーんとふっとばす
ことはできるんですが、溶解切断する「熱線」として描かれることが
ほとんどありませんでした。ところが本作では学校の校舎を切断し、
原発の冷却塔をコマギレにする大破壊ぶり。ここ、お気に入り!
プロフェッサーXと出会う前のスリム・サマーズ少年に、キザな
ギャンブラー・ガンビット、そしてラストの強敵にはデッドプール
登場と、新旧キャラがほどよくちりばめられてるのもよかったなー。
ついでなので昨日見た『フォース・カインド』も。
今時マジっすか、というアブダクションもの。
75年のテレビ映画『UFOとの遭遇』(『未知との遭遇』ではない)
以来、手垢つきまくりのネタですが、「実際の記録映像」という
ふれこみのビデオ映像と再現ドラマを組み合わせたドキュドラマ
手法で、宇宙人やUFOを見せずに、あくまでも「恐怖」を主眼に
描いたコンセプトが新鮮でした。
まあ上映直後に「実際の映像」が全部捏造で、データも全部ウソ
というのがバレちゃってましたけど。そもそも本作のキーになって
いる逆行催眠では、実際はマトモなことは何一つわからないという
のはもはや常識なわけで、その時点でリアリティは破綻しちゃってます。
とはいえ当節UFO映画は貴重なので、とても楽しんで見ました。
ビデオに記録されてた「宇宙人のシュメール語」もなかなかキモチ
悪くてよかったです( ̄▽ ̄)
それにしても、今日もよかったなあハトプリは。
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