2010年06月18日
ケビン・コスナー世界を救う?
『キラ☆キラ』のコラムで、ウエイン町山さんが面白いニュースを 教えてくれました。 アメリカ史上最悪の環境災害となっているメキシコ湾原油流出事故。 依然として解決策が全く見いだせない状況ですが、なんとあの ハリウッド俳優ケビン・コスナーが救世主になるかもとのこと。 ご存知のようにコスナーは1980年代からスターダムを駆け上り、 「ゲーリー・クーパーの再来」「アメリカの良心」的なイメージで 大人気だった俳優。が、いつの頃から映画はコケ続け、そのヤリチン ぶりが露見して私生活のイメージも暴落。近年はあまりスクリーン でもパッとしませんでした(『守護神』は久しぶりにいい映画だった と思いますけど、『Mr.ブルックス』はダメでした…)。 で、町山さんによるとコスナー氏、95年の『ウォーターワールド』の 時にいろいろ海洋環境についてお勉強してまして、そのときに 「オーシャン・セラピー・ソリューションズ」という会社を買ったと。 この会社が研究していたのがなんと水と石油を分離する装置。 『ウォーターワールド』の凄絶なズッコケから15年、今になって この装置が役に立つかも知れないと、昨日ついに議会に呼ばれて 聴聞も受けたそうです。もしこれが本当に役に立ったら、もの凄い ゴッドアングルですね。 しかしなんですよ。 人知の及ばぬ未曾有の危機発生! となったところで、「いつか こんな事態になるかと思ってね…」と謎の金持ちと技術者が登場とか まんまハリウッド映画じゃないですか。『コンタクト』とか『ザ・コア』 みたいです。