2011年04月26日
ディープピープル
昨日夜放送のNHK『ディープピープル』は、当代の売れっ子写真家
篠山紀信・梅佳代・ホンマタカシの鼎談という興味深い企画。
それぞれの撮影現場の取材映像も含め、とても面白かったです。
でっかいスタジオでAKB48をバリバリ撮る篠山、お散歩の途中で
道行く人に声をかけましたって感じの梅佳代、わざと被写体との
距離を保ち続ける寡黙なホンマと、スタイルも三者三様。
梅佳代はデビューからそれなりにたちましたが、ヘンな業界ズレを
しないで相変わらず自然体の、いい意味の素人感覚がイイですね。
今回のテーマである「女性の美とは」ということについても各人各様
語られましたが、例によって紀信先生はズバ抜けて喋りが達者なので、
結局独壇場になっちゃってましたね( ̄▽ ̄)
機材についても取材がされてて、篠山はキヤノンのデジタル一眼、
梅佳代はシールがいっぱい貼られた銀塩AFカメラ(確かEOS5)、
ホンマはリンホフテヒニカでした。テヒニカかっこいいです。
途中ちょっとホンマがこのテヒニカを使った独特の技法的なことを
語ったら、わざわざスタジオで女子アナがテヒニカの実物を持ち
込んで、「今のはどういうことかというと…」とライズとフォールの
解説をしてくれるという丁寧さはNHKならではでした。
ちょうど今、カメラについてのネタでちょっと行き詰まっている
ので、いろいろ触発される番組でした。保存版にしとこ。