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ケータイ捜査官7


今日放送の『ケータイ捜査官7』、1時間スペシャルってことで シリーズ監督の三池崇史がメガホンを執った贅沢な作り。 ちょっと前には押井守が監督した前後編もあったし、ほんと人材 奢ってるねこの番組は(まあ押井監督回は、イイ歳してゴールデン枠 二週分任されて、あーゆー小劇場の芝居みたいなホン平気で出して くるあたりに、押井大先生の芸術家気取りが鼻についてしょーが なかったわけだが)。 例によってお金はベラボーにかかってて、特殊効果やCGはテレビの レベルじゃないね。逆に言うと、もっとお金かかってていいはずの プライムタイムのドラマの映像が、これよりはるかにチープなのは なぜだろう。アイドルがギャラ取り過ぎなんじゃねーの? 三池監督の演出もエッジ立ちまくってて、前半のマギラ登場シーンの カットなんか、久しぶりにテレビ見ててゾクッと来た。 反面、後半のケイタと7のねっとりとクドくてアブラっこい カラミはも三池監督らしさ全開で、ちょっと胸焼けた( ̄▽ ̄) 映像がよかっただけに、脚本はなんか全体にいまいち感漂いまくり。 ある意味、この作品全体に通じる残念感が凝縮されたような回だった というかね。 シリーズ全体の転換点ともいえるエピソードだから、新たな強敵 出現、ゼロワンの改心、アンカー局長退任(増岡徹さん大好き なのに…)といろいろ重要なイベントがあり、また前半パニック シーンも豪華な特殊効果のおかげでワクワクさせてくれる。 それだけに、後半は鎖につながれたケイタががなってるだけで 宿敵ゼロワンが心を入れ替えてしまいハイ事件解決という、 なんだかなーの展開に萎えまくりなわけですよ。 近年珍しい、ゴールデンで一年の長丁場が決まっている特撮番組 だけに後半のドトウの展開に期待したいところですが、まあこんな 調子で一年終わるんだべなあ。 こっから違う話。 ちょいと前に最新版が出たVLCメディアプレーヤーを使ってみたよ。 フランスを拠点に作られているオープンソースのマルチメディア プレイヤーで、特に動画の対応形式の数がハンパない。flvやDVDや divxも単体で再生できるというのがウリ。 高性能な一方、ホントに素っ気ないインターフェイスは逆に一般人 には敷居が高い印象だったのだけど、そこらへんを大幅改善して、 直感的操作もかなりやりやすくなった。Shoutcastの受信も楽々♪
ただ動作が少々重いのも相変わらずで、わしのようにXPと貧弱な メモリのノートで動かそうとすると、特に動画はけっこう不具合が 出る。比較的軽いflvでもノイズやトビが発生するので、ご使用は 充分なPCスペックを推奨。 しかしmp3ですらイントロがトンだりするのは参ったなあ。 JetAudio飽きたからそろそろ替えようかと思って落としてみたんだ けど、軽さや安定性はまだまだコッチだな。いやJetはJetで、 広告うぜーとか、ネットラジオの対応があんまりすぎるという 欠陥はあるんだけどね。聞き飽きた曲にちょっとリバーヴかけたり クロスフェードかけたりっつった遊びがワンタッチでできる インターフェイスと再生機能のよさはJetならではなんだよなあ。

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