2006年12月26日
マキネッテ6×7の広告
一年ほど前、池袋の古本市で買った『世界のカメラと
写真用品1977』(朝日ソノラマ)をなにげにぺらぺらと
見ていたら、こっちのエントリでもくどくど書いた
マキナ67のプロトタイプ、マキネッテ6×7がちょうど
フォトキナで発表された年だったようで、広告と
紹介記事が載ってた。
紹介記事によると、年内発売予定ってしっかり書いちゃってる
んだけど、結局これは没になってマキナ67として再設計される
のは既出の通り。本来参考出品のはずのプロトタイプを
そのまま発表しちゃうってのも、なんかおおらかな時代性を
感じますな。麗々しいドイグループのロゴが涙を誘う。
時代といえば、フォトキナの商品分布も近年とは全然違う。
このカタログで見ても35mm一眼レフは全部で50頁なのに対し、
8mmシネカメラは映写機と合わせて124頁もある。
当時の8mmは今で言うデジカメくらいの勢いがあったんだね。
もっとも、一眼レフ50頁も凄いけど。まだペトリもチノンも
ミランダもトプコンもヤシカもプラクチカも現役だった時代。
ニコンF2、キヤノンF-1、オリンパスOM-1が覇を競う
サンゴー一眼レフ黄金時代だもんねえ。
ストロボもサンパック、ナショナルだけでなく、東芝や
カコ(日立系)、フィリップスといった家電の巨人たちが
こぞって参戦していて今では考えられないページ数がある。
なんか、楽しかったろうな、この頃のカメラ業界って。
本日の蛇足~
テレ東でやってた『超歴史ミステリー“大奥2”』
水野裕子のガチレズ濡れ場に期待して見ちゃったよ。
だってスポ新にそう書いてあったんだもん!
結果水野兄さんには濡れ場なかったけど、ていうか
チョンマゲ姿がコントだったけど、テレ東らしいエロ
シーンがちょいちょいあって往年の金曜スペシャル
みたいで良かったっすよ(『逃亡者おりん』には
そういうテイストを期待してたんじゃーい!)。
東てる美さんもすんごい一瞬チラッと出てたしね。