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制服の秘処女


先日たまたま買った雑誌のせいで、荒木経惟がわしの中で 再びプチブーム。つーことで、昨日からアマゾンで古本を サーチしまくりんぐ。 昨日注文して兵庫の古本屋さんからもう今日届いたのが 写真集『制服の(秘)処女』(93年 白夜書房)。 定価4800円。布装の豪華本で、タイトルとあいまって なんだか余計にいかがわしい。ものすごーくイケナイモノ が写ってそうなフンイキ。そのせいか、都心の古書店では 今でも4000円くらいついている。 が、中身はどうということのない制服姿のオンナノコの モノクロームポートレート集。 カワイイ子もいればそうでもない子もいる。何人か下着姿に なっているくらいでそんなに過激でもないし、白ホリや 妙にコギレイな洋風ハウススタジオで撮った写真が多いので アラーキーらしい詩情や湿性の猥雑さもあまり感じない (後藤麻美という子がひとり援交ビデオ的エロさを醸し出し ているけれど)。 逆の意味で、アラーキーのポーレートには背景の物語性が 重大な意味を持つことは再認識できる本。ちなみにアマゾン での中古価格は美本1100円。適正なところだと思いますハイ。

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