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お盆に読んでる本


このお盆はなんか天気も悪くて、しかも涼しい。 明け方なんか肌寒いくらいで、猛暑の予報も どこへやらですな。 海に出かける人とかにはつまらんかもしれんけど わしゃ別に何の予定もないので家で読書するには もってこい。 先日、北池袋の古本屋で買ったのが大島建彦 『民俗信仰の神々』(三弥井民俗選書・三弥井書店)。 プチマイブームのお稲荷さん萌えネタとして 近年いろいろその種の文献を漁っているのだけど、 この本も「稲荷と狐」の章があり、明治時代まで 埼玉や神奈川で頻繁に行われていた「狐踊り」と 呼ばれる憑きもの遊びの口承が実に興味深く面白い。 狐憑きというと四国や西日本が本場で、しかも あちらは門地差別とかそーゆーことにも関わってくる 暗い側面があるんだけど、関東の人たちは暇潰しに 仲間にキツネを憑けて占いさせたり踊りを躍らせたり して遊んでたそうだ。 なかなかいいネタ本。

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