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リコーカメラの危機

日経が朝から「リコーが個人向けカメラ事業撤退か」という記事を
掲載してその筋ではちょっとした騒ぎになってますね。リコーは
地味ながら歴史あるカメラメーカーで、かつてのビッグ4の一角を
占めながら経営危機に陥ったペンタックスを引き受けてくれた
カメラ業界のホワイトナイトでもありました。

昼頃にリコーから正式に「撤退はない」というステートメントは
出たものの、「機種は絞り込む」という方針も表明されました。

なにしろカメラ消費の巨大な底支え層であった「とりあえず旅行の
記念写真用に簡単なカメラを」というライトユーザーは全員
「スマホがあればいい」時代。一大購買層がごっそり消滅して
しまった昨今、カメラメーカーはいずこも台所は苦しいようです。

リコーは戦後間もないころ、民生用カメラの主流が二眼レフ
だった時代に、比較的安価で高性能な「リコーフレックス」が
爆発的に大ヒット。1970代から若者の間で一眼レフブームが
起こると、これまた「サンキュッパ」のCMでお手頃価格を
アピールした「XR500」で人気を博しました。
トップブランドには手が届かない層に向けて、業界の二列目で
安いけど使えるカメラを出してくれるメーカーという印象ですが、
90年代に高級コンパクトカメラがトレンドになると、フィルム
パトローネより薄いボディの「R1」で世間を驚かせ。さらに
それをハイグレード化した「GR1」は高級コンパクトの記念碑
的モデルともなりました。

そんなこんなで現在ユニクロではリコーカメラのコラボTシャツ
発売中です。伝説のリコーフレックス!
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このコラボロイヤリティがいくばくかでもリコーカメラ部門の
収益になってくれているといいんですが…GR1もありますよ。



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