ガイドナンバー56 (ISO100 180mm時）。
デザインはちょっとニコンっぽいですかね。


この状態でおよそ高さ145ミリ、幅75ミリ、奥行き最大125ミリ。
本体重量375グラム。
新品なのにキズだらけとか、各部のガタつきとか、そういう
中華的な作りの粗さはありません。




背面。インターフェイスデザインにもわかりにくさはないですね。
このお値段でバックライトもあるなんてビックリ。


シンクロターミナルもあります。


説明書には外部電源ジャックとありましたが、専用の外部
電源アクセサリーがあるのか、将来発売されるのかは不明。


ホットシュー接点は金属製で高級感もあります。


電池ボックス。単3電池4本。説明書にによると発光回数は
100～1500回。フル発光で100発ってことでしょうね。


バウンス角は上に90°まで。動きはなめらかで心地良いクリック感。


右回転180°まで。


左回転90°まで。


接写用の俯角はこのくらい。実写の印象では近接調光は
ちょっと苦手な感じです。


内蔵の拡散板。


バウンス用のリフレクター。ここもきちんと作ってあって
ユルみはありません。


付属品。ケース、スタンド、ディフューザー。


ケースはバリスティックナイロン製で、これもほつれなど
なくちゃんと作ってあります。ただしスタンド、ディフューザー
を同時に収納することはできません。


裏面には面ファスナー式のベルト通し。


ディフューザーは嬉しいオマケ。独自サイズなのでなかなか
適合する市販品もないですからね。


マニュアルは中国語と英語。


これまた意外にきちんと作られてます。英語パート読んだら
だいたいわかります。


実写。カメラ：EOS50D 露出：マニュアル　調光補正+2
後方バウンス


寄っても露出は狂いません。


昨日買ったフィギュアーツダークプリキュア。


バウンスだとかなり近接しても露出アタります。
最短超広範囲は不明ですが、ポン焚きだと50センチ以内は
まずアタりません。


さて実写の印象。まだ室内でちょこっとチェックしただけです
が、調光補正、ズーム連動など基本動作に問題はありません。
ズーム動作音もさほど気にならないレベル。
高速シンクロ、後幕シンクロ機能はありません。

ズーム連動範囲は18-180ミリ。なので17ミリ以下のレンズだと
きっちり四隅落ちます。

Amazonでの能書きでもリサイクルタイム2.9秒を謳ってますが
マニュアルフル発光でリチャージまで3秒ほど。速いですね。
電池が満タンじゃなかったこと、スマホのストップウォッチでの
適当な計測だということを差っ引いて過大広告ではないと思います。

あとびっくりしたのがチャージ音がまったくしないこと。いやー
スピードライト買うのも二世代ぶりくらいですから技術の進歩に
びっくりしますわ。今ってこうなんですね。昔ゃーあのピュイーン
て音でチャージ完了を感知したもんですが、えらい時代ですわ
（老化）。

カメラをプログラムモードにしてフルオートで撮影したところ、
なぜか広角域の露出がかなり明るめに出ます。適正より
1段以上はトぶ印象。白飛びもかなり。これは独特の欠点
ですね。標準域より長焦点域ならおおむねアタります。

もう少し実写してみて気になったことがあったらまた追記
しますが、とりあえず8000円台というべらぼうなお安さを
考えれば、「御の字」な作りではないかと思います。
あとは耐久性ですね。爆発しないで2年くらい使えれば
文句ありません（￣▽￣）